2021-04-14 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
この工事中の大正十三年頃から、トンネル直上の丹那盆地、あるいはその周辺の田代盆地や、そこまでの軽井沢集落等におきまして、渇水問題が発生したとされております。当時は、現在のような薬液注入等の止水技術が十分でなかったと承知をいたしております。
この工事中の大正十三年頃から、トンネル直上の丹那盆地、あるいはその周辺の田代盆地や、そこまでの軽井沢集落等におきまして、渇水問題が発生したとされております。当時は、現在のような薬液注入等の止水技術が十分でなかったと承知をいたしております。
それで、この天城山地域は、かつて、昭和五年、丹那盆地に大きな断層をつくりました伊豆北部の地震、その断層の延長上にあるわけでございまして、現在、南伊豆地震の後に起こっております天城山付近の小地震は、北伊豆地震の断層の延長として天城山付近の活断層が少し動いた、そういう結果に基づくものであるのか、もうすでに、昭和の初期におきまして天城山付近で強震が起こっておりますが、そういうことであの付近のエネルギーは大部分解消
○説明員(藤井松太郎君) 丹那トンネル——新幹線じゃない、あのときに丹那盆地が渇水しまして当時の金でたしか七、八百万円だったと思いますが、そういう補償をやった例もございます。補償をやったらあとで水が上がってきたというような例もありまして、そこらは別問題としまして、ひとつ実際の補償はいたすつもりでござちます。
そのいい例が丹那トンネルでございますが、新幹線あるいは昔の丹那トンネルを掘りましたときに、丹那盆地の水がかれまして、国鉄でいろんな工事をいたしまして処置したことがございましたけれども、いままた水はどんどんふえてきておる、こういう状況でございます。